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【スペインワイン】【赤ワイン】バラオンダ・カロ 2018[フルボディー]
■タイプ 赤 ■ボディー やや重 ■産地 スペイン ムルシア (Spain) ■等級 イエクラD.O. ■ぶどう品種 モナストレル 50% シラー 20% メルロ 20% テンプラニーリョ 10% ■生産者 バラオンダ ■熟成・醸造 ステンレス・タンク醗酵 ■アルコール度数 14.0% 2014年ヴィンテージコメント (2017年10月28日試飲) プラムのジャム、干しプラムなどを思わせる果実香、黒糖、ナツメグ・シナモン・胡椒などのスパイス香、大地のイメージ、鉱物を感じるミネラルなどが香ります。
口の中にスパイシーな風味を伴ったジャミーで濃縮感ある果実味が豊かに広がります。
アルコールを強めに感じ膨らみがあり、程よい酸とミネラルを備え、骨格のしっかりした骨太の味わいです。
タンニンは強く収縮感があり、未だ荒らしい印象を受けますが尖ったところはありません。
余韻はやや長く、果実の旨味と共に、苦味と収斂性がやや強めに残ります。
凝縮感あるジャミーな果実味が強いスパイスの風味と共に豊かに広がり、力強く骨太で収縮感ありますが、意外にスムーズで心地よく均整のとれた1本です。
麦ちゃん評価 3.85+〜3.9点 ※麦ちゃん評価とは?バラオンダ・カロ バラオンダ スペイン南東部、イエクラの品質をリードする造り手によるお手頃価格の赤ワイン! バラオンダ Barahonda ワイナリーの歴史は1850年、ペドロ・カンデラ氏が自宅の一部に設けた小さなセラーで造ったワインを少しずつ販売し始めたことに始まります。
そして1925年、アントニオ・カンデラ・ガルシア氏は、「ボデガス・アントニ オ・カンデラ」の名の下、自社畑でのワイン造りを始めます。
次の代、アントニオ・カンデラ・ポベラ氏になると、ワイナリーは醸造面で大きな飛躍を遂げます。
販売が徐々に軌道に乗るようになるにつれ規模は拡大し、今 度は最新の醸造設備も設置されるようになるなど、近代化が進みました。
4代目に引継がれた1990年代になると、これまで代々築き上げてきた基盤をもとに、ワイン造りの哲学から見直しをかけた大きなイノベー ションが起こります。
ワインの魅力を“デザインも含めてアピールする”というものです。
こうした流れのなかで、2000年4代目で現在のオーナー、アルフレド・カンデラ氏により新たに「バラオンダ社」が設立されました。
「地ブドウ、モナストレルの魅力を開花させること」、「最高の選果、最高の醸造と設備 による“クオリティワイン”」これがバラオンダの使命です。
代々受け継がれたワイン造りへの情熱は、「バラオンダ」という形で新たな時代を迎えました。
これは一家にとって大きな転換であり、それゆえに多大なリスクを背 負うことを意味します。
しかし、地ブドウとクオリティワインへの情熱、そして家族に支えられカンデラ家の若い世代の、新たな挑戦が始まりました。
四代目となるアルフレド・カンデラ氏は、若い頃アメリカへ留学し経営学を修めた後、マドリッドで経営コンサルティングの会社に就職。
数々の企業の経営管理に携わるという経歴の持ち主。
全ては将来、ワイナリーを 継ぐための準備でした。
幼い頃から家業のワイナリーは常に近い存在で、遊び場もワイナリー。
よく手伝いもしたし、学生時代は学業そっちのけで毎年収穫を手伝っていたことから、常に「いつかは、兄と協力して父の 跡を継ぐもの」だと考えていました。
そして、兄が醸造学の道に進んだのを見て(現在、バラオンダの醸造長を務める)、自分は営業か経営をやりたいと思いました。
アメリカでの経験を経て1994年、父から「そろそろ 修行は終わり。
戻って来い。
」とのお達しがあり、いよいよ実家のワイナリーに戻ります。
しかし、実家に戻ってみると「バルク販売しかしていない」という実情を目の当たりにします。
当時、モナストレル種という品種はスペインでは全く知名度がなく、補助品種の一つとして大手生産者のワインに色やボディを 足すために使われていたのです。
アルフレドはこの状況を嘆き、そして考えます。
それから6年後、実家での経験を積んだ彼は、兄に「モナストレル主体で自社元詰めのクオリティワインを造ろう!」と提案しました。
これ が2004年、兄弟で立ち上げた新しいプロジェクト、品質ワインをポリシーとする「バラオンダ」誕生の動機です。
Price | 商品価格 | 1,205円(税込み) |
Review Average | レビュー平均 | 5(5点満点) |
Review Count | レビュー件数 | 1件 |
Shop Name | ショップ | ワインブティックヴァンヴァン |